皆様のお陰で25年間この店を営業出来た事を心から感謝致します。

現在の住まいも工場のある所も借家借地であり工場は撤去して更地に戻す予定です。

大家さん地主さんの意向ではなく自分達の意向でこの地を離れ新たな住居と仕事を見つけるべく次のステージへと移ろうという事になりました。

長きに渡りパンを購入して下さる方々の支えで何とか不安定なパンの発酵と自分の気持ちを保ち続けていく事が出来ました。実験的に見切り発射したパン屋は結局のところ実験的に終わる事になりそうですが、終わりのない試みである事は間違いないように思います。

四日間の営業スタイルで始めましたがコロナ以降、娘が巣立って行った事もあり三日間の営業に変更し少しは楽になりましたが、休みの日にやる薪割りやら具材の仕込み紙袋の製作等々の準備が年々負担になり、これ以上の継続は困難という結論を出しました。

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